関東地方は梅雨らしいお天気が続いています。 九州地方他で豪雨被害が出ないことを祈るばかりです。 さて、先月1日配信「東洋医学って?」への沢山のお返事、 改めまして、ありがとうございました! お話に出てきた香港の先生にもお届けしました^^ さて、今日はその続きを。 アフター5にせっせと通っていた「東洋医学講座」は まさに目からウロコ。 「9,18,36,72,144,288・・・ 順に倍にしたこれらの数は全て体に関係があります。 何の数字だと思う? ・・・正解は、 9は身体に開いている穴の数。 18は1分間の平均呼吸数。 36は体温、72は脈拍、144は血圧。 1分間に波が寄せて返す回数も呼吸の平均と同じ18回、 だから、波を見ていると同調して呼吸が安定し、 呼吸に合わせて脈拍も、血圧も安定し・・・ 人間は海を見ていると落ち着くのよ。 この海の波は月の満ち欠けによってコントロールされているけど、 女性の生理周期、月経は『28日』で、ご存知、月の満ち欠け新月→満月→新月と同じ28日周期ね! 最後の数字、288は赤ちゃんがお母さんのお腹にいる日数、です。 ただの数遊びのようだけれど、 数字は天文学から生まれているし、 東洋医学も元をたどれば、占星術である易経や数字が原点。 太陽を中心に地球や月が動いて、その影響で潮が満ち干きし、 季節が移ろうように、宇宙に法則があるように、 私たちの体も自然の影響を受けて身体の法則に従って動いている。 私たちの体は、脳、心臓、肺、肝臓、胃、腎臓・・・と ばらばらに働いているわけではないのよ。 『人体は小宇宙』と言われるのを聞いたことはない?」 「東洋医学の3大要素、『気血水』 血と水は目に見えますが、目に見えない『気』ってなんでしょう? 見えないから存在しない? でも、気がかり、気になる、気に障る、気がひける・・・ 日本語にはこんなにも多くの『気』であふれています。 見えないから無い? 怪しい? 『死ぬ』を中国語では『没気了』=気がなくなった、と言います。 ご遺体には血も水もまだあるけれど、ないものがひとつ。 それが『気』。 『気』は血と水を動かす原動力。 心臓の拍動が止まれば死んだことになるけれど、 心臓を動かしている力そのものが『気』。 没気了=気がなくなった時、人は亡くなるのです」 おもしろい!!! 単純な感覚人間だった私は、本当に単純に、 「オモシロい」と思いました。 会社員として数字で割り切れる仕事をしていた私には、 全く新しい世界。 分割化されていない、混沌としたように思われる東洋医学、 でも、少しずつひも解いてみると、 この世の中を的確にとらえ、独自の理論で体系化していて、 ぐいぐい引き込まれて行きました。 同時に、毎日の生活で目に入っていた月、星、草花、虫など、 身の回りに存在するすべてのものが、 急にすごいもののように思え、生き生きと見え始めたのです。
自分の体や、自分が生きていること自体が すごい奇跡のように思えてきました。 これはすごい!なんで今まで誰も教えてくれなかったの?! なんでみんなこんなすごいことを知らないの?! ・・・こうして香港にいる間、アフター5をたっぷり満喫した私は、 帰国後しばらく勤務した後、やはり東洋医学への思いを抑えきれず、 仕事を辞し、東洋医学の道へ進もう!と決めたのです。 続きはまた来月!
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