今年はしっかり梅雨、ですね。
水不足よりはよいものの、3連休はあいにくの雨?
学童行事でキャンプ予定なのになぁ(涙)
朝晩の冷え込みからか、汗が冷えるからか、
はたまた肌寒いのにプールに園や学校で入るからか、
しつこい鼻水&痰が絡んだ咳のお子さんが増えています。
「夜中ゼロゼロと苦しそうで・・・」
「ずっと鼻水垂らしてます」
治療してもなかなか手ごわいなぁと思っていたら、
どの子も冷たい水やお茶を沢山飲んでいることが判明!
確かに気温も湿度も高く、むぅーっとするこの時期は
冷たいものが飲みたくなります。
体温が高く、活動的な幼児や小学生は特に、です。
お茶も傷みやすいので、冷蔵庫に入れますし、
なんとなく氷を入れてしましますよね。
が!
痰が絡んだしつこい咳や鼻水の時には、冷たいお茶・水はNG。
痰が絡む=余分な水分を、呼気や尿・汗で出すというコントロールがうまくできない
東洋医学では、水分代謝を司るのは、腎臓やリンパだけでなく、
呼吸器である「肺」や、消化器「脾胃」が大きな役割を担っています。
胃の中に冷たい水分を大量に入れると、
身体を温めることで気化(?)&調節している水分代謝がガクッと落ちます。
お灸で痰を切るよう促しても、冷たい水分をどんどん入れて
痰を作り出すのですから、治りにくくなってしまいます。
ですから、どんなに冷たいのを飲みたがっても、
心を鬼にして常温のお水やお茶を飲ませてください。
(甘い飲み物は別の意味でNGです)
身体が熱く、本当に喉が渇いている時は、常温でも十分美味しく感じます。
逆に、たいして喉が渇いてもないのに、冷たい水ばかり欲しがるなら、
それは、身体のバランスを崩しています。
熱中症対策に水分は必須ですが、
予防目的であれば、冷たくなくても、常温の水やお茶で十分です。
プラス、以前お伝えしたスプーン灸の出番。 マグカップに熱めのお湯を入れ、金属製のスプーンを浸す。 熱いスプーンを取り出し、合谷に当てるなどして粗熱をとってから、 お子さんの鎖骨の下や、首の周り、肩にかけて広く、 軽~く、当ててみてください! 当てる時は、すぅ~っと滑らすように、気持ちよく。 いいねぇ~あったかいね~気持ちイイね~ お咳飛んでくね~、と、ポジティブな言葉を添えて^^ お母さんがお手当してくれる時間は子どもにとって至福の時。 お母さんにやってもらえるなんてうれしいな♪と、 免疫力も一気に上がります。 気温低め湿度高めのこの時期は、 冷たい飲み物を避けることと、スプーン灸! 今すぐ実行してみてください。
Comments