オリンピック→甲子園→パラリンピック・・と、
熱い闘いが繰り広げられています。
パラ出場者はこの厳しいコロナ禍においても過去最多。
開会式でも「#We The 15 私たちは全人口の15%」
との強烈なメッセージでスタートしました。
確かに、近所の小金井公園でも、
義足や伴走を伴う視覚障害ランナーが毎週いらっしゃいます。
風のように走り抜ける、そのスピードの速いこと!!
機能を失っても、私たちの体は別の神経伝達回路を創りあげ、働かせ、
ゆっくりでも着実に、必ず生きる方向に舵を切ります。
その時働くのが、動かそう、動きたい、という意思
=東洋医学で言うところの「気」? 西医では脳波?
ツボを流れる三要素「気血水」の3つのうち、
まずは「気」が動き、気が血や水をひっぱるのです。
が、どんなにやる気を出したくても、 血や水が滞って固まってしまっていたら、出ません、動けません!
そこは私たち鍼灸師の出番。
かたく結ばれた体を解いて、
気がめぐるよう、元気が湧いてくるよう、お手伝いします。
テレビから現実に目を向けると、
コロナ感染者が増え続け、心身ともに不自由で窮屈な毎日。
せめて意識や思考は自由でありたいですね!
先日、中上善喬氏の提唱する「あるもの学」なるミニ講義を耳にしました。
自分にはこれもない、あれもない、と不満を口にする前に、
既に持っているもの、あるもの、してもらっていること、に目を向けて、
口に出してみよう、感謝しよう、という、リフレーミング的モノの見方。
ー幸せに「なりたい」は、「今はそうでない」と言っているようなもの。
今だって幸せ!という種を毎日の中に見つけて、口に出す、紙に書く。
そうすると、ふわっと一瞬でも満ち足りた気持ちになり、
肩の力が抜け、次へ進み始める。ー
東洋医学でいう「気滞」は病気の素。
肚の奥底できゅっと結ばれてしまった「気」はなかなかほどけず、
気にしているうちにどんどん大きくなり、
笑顔が消え、難しい顔になります。
真逆ですね。
ー今すでに「あるもの」に気づくと、
「幸せだらけ」だと気づき、どんなに小さくとも、自然に前に進み始めます。
うまくいかない時こそ、
今まで頂いてきたものへの感謝を表してきただろうか?と
振り返ってみてくださいねー
さて、そんな「あるもの」にたーくさん感謝した時間を
本日、むさしのFMさんの番組収録で過ごしてきました。
創業1.2.3!という番組内で、
小児はりについて、これまでとこれからについてお話しています。
放送は9/3(金)21:00~21:10
こちらのインターネットラジオ放送からお聞き頂けます。
どんな編集になっているのか、ドキドキ!
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